カミヤツデという植物、ご存じですか?
こんにちは、千葉のガーデナー、石塚です。先週照会しました青色フジバカマの咲いているお庭の隣に、あまり
見かけない植物がありました。なんだかわからず、一緒に入っていたガーデナーの友人から「カミヤツデ」という
のだと教えていただきました。


手前にコゴミの木があって、うまく撮れてませんが、高さが3m位あり、ヤツデのような大きな葉を広げています。
調べてみると、やはり「カミヤツデ」というのが日本名で、学名は、「Tetrapanax papyriferus」といい、英名が
「Rice-paper tree」というようです。中国本土南部から台湾及び沖縄を原産とするウコギ科カミヤツデ属の常緑
低木となっています。葉からわかるように、ヤツデの仲間ですが、葉はヤツデよりずっと大きいです。またヤツデ
のように何本も幹を出すのではなく、1本だちです。南出身なので、現地では常緑ですが、日本では冬季に落葉し
春に新たな芽を出すようです。冬にもう一度観察しますが、南国出身だけあって、とてもトロピカルが感じがします。
熱帯化している環境で、夏のシェードを作ってくれる利用がありそうです。
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