

真夏のバラ
sakitsudukteこんにちは、千葉のガーデナー、石塚です。 厳しい暑さが続いていますね。暑さより湿度が高く、そちらがこたえます。 でも、その中でも、バラたちは、ちらほらと咲いてくれています。いくつかご紹介したと 思います。 まず、バフビューティーです。春に比べて、夏の花はどれも大きさが半分くらい で、香りも薄くなっていますが、元気に咲き続けてくれちました。 イングリッシュローズのクロッカスローズです。春からずっと次々と花が途切れません。すごい! ポットですが、チャイナローズのフンショウロウが咲いてくれました。結構気難しく、春はほとんど咲いてくれず、 ガマン・ガマンでしたが、やっと花が咲きました。中国名で「粉粧楼」「Fen Zyang Lou」です。 まだ植えてから2年目に入ったレオナルド ダ ビンチも咲いてくれています。 いかがですか?少し、暑さを忘れていただければと思います。


カミヤツデという植物、ご存じですか?
こんにちは、千葉のガーデナー、石塚です。先週照会しました青色フジバカマの咲いているお庭の隣に、あまり 見かけない植物がありました。なんだかわからず、一緒に入っていたガーデナーの友人から「カミヤツデ」という のだと教えていただきました。 手前にコゴミの木があって、うまく撮れてませんが、高さが3m位あり、ヤツデのような大きな葉を広げています。 調べてみると、やはり「カミヤツデ」というのが日本名で、学名は、「Tetrapanax papyriferus」といい、英名が 「Rice-paper tree」というようです。中国本土南部から台湾及び沖縄を原産とするウコギ科カミヤツデ属の常緑 低木となっています。葉からわかるように、ヤツデの仲間ですが、葉はヤツデよりずっと大きいです。またヤツデ のように何本も幹を出すのではなく、1本だちです。南出身なので、現地では常緑ですが、日本では冬季に落葉し 春に新たな芽を出すようです。冬にもう一度観察しますが、南国出身だけあって、とてもトロピカルが感じがします。 熱帯化している環境で、夏のシェードを作ってくれる利用があり


雑木のお庭
こんにちは。 東京から佐藤がお届けさせていただきます。 台風が近づいた連休前から、重たい雲が空を覆い、連休が空けても雨日が長く続いていますね。 お盆が明け、残暑からゆっくりと秋へと移り変わっていく季節のグラデーションは、 激しい気候の変化と共に、年々、濃淡が明確になってきているように感じます。 (写真左側:Before 右側:After ) さてそんな中、先日、毎年定期的に管理をさせていただいているお庭のお手入れに伺わせていただきました。 写真ではビフォアー・アフターがわかりづらいかもしれませんが、このお庭は、雑木が主体になっているお庭ですので、 スッキリ、さっぱりとした剪定ではなく、あえて「雑木のお庭」の雰囲気を欠くことがないように、お手入れ後も、どこを切ったのかがわからない程度に枝を透かし、木漏れ陽がお庭に差し込むような、そんな自然風の剪定で管理をさせていただいております。 モサモサになった植物をスッキリ・さっぱりする剪定もあれば、見た目ではわかりずらい程度に枝を透かしていく剪定、 季節やお手入れの回数、日照や通気などの状況に応じて、剪定の


可憐な百合の花
こんばんは、大阪より野村です。 ここ大阪では、先週の台風の後、 前線が停滞している影響で雨の日が続いております。 この雨で各地で沢山の災害が起きています。 早く天候が回復してくれる事を祈ってます。 そんな、曇天の雨模様の中、 目線の高さで可憐に咲く花を見つけました。 シンテッポウユリ 別名「夏百合」 学名:Lilium longiflorum シンテッポウユリは、鉄砲百合と高砂百合が自然交配された種類です。 丁度目線の高さで、可憐な下向きの花をつけていて、 見応えがあります。 百合全般に言えることなのですが、 百合を植える時は、なるべく深く植えて頂く方が良いです。 (球根2個以上深く植える。) 通常球根は、球根本体の下から根が伸びるのですが、 百合の場合は、それに加えて球根から伸びた花茎からも 根が伸びていきます。 栄養を沢山吸収する為に、この花茎から伸びた根からも 栄養を摂り込みます。 背が高くなる百合は、この根がしっかりしていないと 風などで倒れてしまうことがあります。 その為に、より根を張り巡らせて、自分の身体を支える必要が あるのですね


フワラーショー
こんにちは、千葉県いすみ市のクガです。
多くの地域で大雨による被害が報告されていますが、皆さまの地域ではいかがでしょうか。
どうか安全にお過ごしください。
ここいすみ市も毎日雨が降り続いていますが 自宅周辺はこれといった被害も報告されていません。 心配事はたえませんが、こんな時は映画などみて気を紛らわすのもいいですね。
最近はコロナ禍でか、年齢によるものかわかりませんが ハラハラドキドキするような映画はなんだか疲れてしまいますが 真実に基づいた、そしてある程度最後がわかる、そんな映画は安心してみれます(#^.^#)
こちらの映画のあらすじ ガーデニング世界大会<<チェルシー・フラワーショー>>に全てをかけるヒロインを描く、大逆転サクセス・エンターテインメント!!エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会が主催するチェルシー・フラワーショー。世界最古にして最高峰の豪華爛漫たる舞台に、あえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木だけという型破りなアプローチで挑み、権威主義がはびこるショーの歴史を塗り替えたメアリー・レイノルズの真実の物語。


ユーパトリウムがもう咲き始めました。
こんにちは、千葉のガーデナー、石塚です。暑さも本番ですが、オリンピックが終わったら、また梅雨の頃の天気に 戻りそうな、変な天候です。ガーデナーにとっては、一番作業のきつい時ですが、頑張っています。 そんな中、ユーパトリウム(Eupatorium coelestinum)、日本名だと青色フジバカマが咲き始めていました。 夏の終わり頃の、秋への入り口という花の少ない時期に咲いてくれる貴重なガーデンプランツです。 図鑑では「日なた向き」となっていますが、こちらは南側が樹木と家があり、明るい半日陰の場所です。 地下茎で増えて、立派な株となっています。高さ60cm。花はアゲラタムに似ています。白花もありますが、 こちらでは青色の花で、涼しさを感じさせます。 写真では、花が白いように映ってますが、薄いブルーです。葉の色も明るく、使いやすいプランツです。


台風前に
こんにちは、東京から佐藤がお届けさせていただきます。 真夏の強烈な日差しが降り注ぐ中、先週までは、猛烈な暑さが続いておりましたが、今週は、まだ8月の上旬にも関わらず、 早くも台風がやってきております。気候が荒れていくのを目の当たりにしている昨今ではございますが、 今後も一層、不安定な天気が続いていきそうですので、皆さま、どうぞご自愛くださいませ。 左側:作業前 真ん中:作業中 右側:作業後 先日、剪定作業にお伺いさせていただきましたお庭です。 立地条件が高台ということもあり強い風が吹きつける場所で、台風などの強風により枝折れや倒木が起きないように、 大胆に枝を取り除き、一度さっぱりとさせていただきました。 左側:作業前 右側:作業後 同じ場所のビフォアー・アフターの写真です! ここ場所は、風が少し和らぐエリアなので、大胆な枝抜きは抑えて、木々やシュラブそれぞれの特徴を生かした自然なお手入れをさせていただきました。ご邸宅の立地条件も様々ですし、お庭もエリアによって通気はもちろんのこと、日照や排水性も異なりますので、それぞれのお庭の条件を考察して、植


夏の空見上げてみる。
こんばんは、大阪より野村です。 8月に入り、連日の厳しい暑さ・・・、なかなか身体に堪えますね。 今週に入り、台風も続けて発生と、 台風の動きにも注意が必要になってます。 暑いなぁ・・・と見上げた空、夏らしい青い空とモクモクの白い雲。 街路の樹木も暑いであろうこの気候にも一生懸命耐えているようです。 イチョウは、既に新緑の緑から黄葉へと変わってきています。 結実した若い銀杏も可愛くつけております。 そんな様子を見て、 ふと、おっ! 秋がそろそろやってくるのかなぁ・・・と、 淡い期待を持ちつつも やはり、この暑い日差しに目が眩みます。 そんな、暑い夏ですが、 陰を求め、高木の真下にもぐり上を見上げると、 いろいろな樹木の表情や姿が観れて、楽しいです。 緑陰と蝉の鳴き声。 遠い記憶、 何だか、一瞬子供の頃に戻ったような感覚でした。 そんな夏の一コマでした。 まだまだ、この暑さしばらく続きそうです。 引き続き、皆様におかれましては しっかり水分補給を摂って頂き、 この夏を乗り切っていきましょう!


センダンが咲いていました。
こんいちは、千葉のガーデナー・石塚です。暑いですね、夏本番で、一日に何本のペットボトルが空くことか! お手入れに入ったお庭で、センダンが花を付けていました。普通は紫色の花ですが、こちらは白花です。たぶん シロバナセンダン(Melia azedarachの変種)と思われます。 ものの本によると、花は通常初夏に咲くようですが、この猛暑の中、涼し気にオフホワイトの花が揺れていました。 葉が羽状複葉といって、別れた枝先に小葉がつくので、見た目の軽さがあります。樹冠も丸く広がり、風にも揺れて 涼し気です。また、インドから中国、アジア東南部、オーストラリア北部が原産地なので、暑さには滅法強い樹木です。 落葉です。こんな高温の気象の中、もっと注目してよい樹木だと思います。このお庭の樹で、高さ5mほど、幅で4m ほどで、ほどよいシンボリツリーのサイズでした。


サルスベリ(百日紅)
こんばんわ、大阪より野村です。 連日、猛暑に耐える日が続いておりますが、 皆様、いかがお過ごしでしょうか? しっかりと水分・休息を摂りながら、 沢山食べて、この夏を乗り切りましょう! 本日は、街中の街路樹や公園などにも、よく植えられていて 丁度、この時期に開花している樹木を紹介します。 サルスベリ(百日紅) ミソハギ科/サルスベリ属 学名:Lagerstroemia indica 夏場に開花して、読んで字の如く100日咲くというように秋口くらいまで その可憐な花を観賞する事ができます。 花色も。ピンク(濃・淡)、赤、白、紫 など多彩です。 木の肌にも特徴があり、樹皮は基本ザラザラしているのですが、一度樹皮が 剥がれて落ちてしまうと、中から白い木肌が見えて、つるつるした手触りとなります。 この木肌が、猿が木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうになる。・・・との事から、 「サルスベリ」と名付けられたとも言います。 この暑い夏の時期も、負けずに頑張るサルスベリ。 耐暑性も強く、これからの庭木にも良いかもしれません。 開花時期も長いので、これから暑い